LPのCVRが低いとき何から改善する?ファーストビュー・CTA・フォームの確認順
目次
広告やSNSからLPへアクセスがあるのに、問い合わせ・資料請求・購入などのコンバージョンにつながらない場合、闇雲にデザインを変更するのは避けたいところです。
LP改善では、計測状況を確認したうえで「流入との一致 → ファーストビュー → 訴求 → CTA → フォーム」の順に原因を切り分けると、改善仮説を立てやすくなります。
ポイント
CVRが低い理由は一つとは限りません。LP単体だけでなく、広告文や検索キーワードとLPの内容が一致しているかも含めて確認します。
まずCVRと計測条件を確認する
CVRは、LPへの訪問に対して目的の行動がどの程度発生したかを見る指標です。ただし、計測タグやコンバージョン設定が正しくなければ、数字だけを見ても適切な判断はできません。
最初に次を確認します。
- 何をコンバージョンとして計測しているか
- GA4や広告媒体の計測が二重・欠損になっていないか
- PCとスマートフォンで大きな差がないか
- 広告・検索・SNSなど流入元を分けて見られるか
- フォーム到達やCTAクリックなど途中行動も確認できるか
1. 流入とLPの内容が一致しているか
広告や検索結果で期待した内容と、LPの冒頭がずれていると、訪問者は検討を続けにくくなります。
たとえば「無料相談」を訴求した広告から遷移したのに、LPではサービス概要だけが続き、相談方法が見つからない状態です。
確認するポイントは、広告・検索キーワード、ファーストビューの見出し、オファー、CTAの4つが一つの流れになっているかです。
2. ファーストビューで判断材料が足りているか
ファーストビューでは、すべてを説明する必要はありません。しかし、少なくとも「誰向けで、何を提供し、次に何ができるか」が分かる状態を目指します。
- 対象顧客
- 提供サービス・商品
- 主な価値や特徴
- CTA
- 必要に応じて信頼材料
キャッチコピーを抽象的にするより、訪問者が自分向けのページだと判断できる情報を優先します。
3. CTAの内容と配置を見直す
CTAは色や大きさだけでなく、行動内容が伝わるかが重要です。
| 確認点 | 見直し例 |
|---|---|
| CTA文言 | 「送信」ではなく「無料相談を申し込む」など行動を明確化 |
| 配置 | 検討が進む区切りに自然に配置 |
| オファー | 問い合わせ、資料請求、見積など目的に合わせる |
| スマホ | 押しやすさ、固定表示が本文を邪魔しないか確認 |
CTAが多すぎる場合も、どれを選べばよいか迷わせる原因になります。LPの主目的を一つに定め、補助的な行動は優先度を下げます。
4. 訴求の順序に抜けがないか
LPでは、特徴を並べるだけではなく、訪問者が検討する順序に沿って情報を配置します。
一般的には、次のような情報を確認します。
- 悩み・目的との一致
- 商品・サービスの内容
- 選ぶ理由
- 利用・導入の流れ
- 事例や実績などの信頼材料
- 料金・条件
- FAQ
- CTA
すべてのLPで同じ順序にする必要はありません。商品特性や流入元に合わせて調整します。
5. フォームで離脱しやすくなっていないか
CTAクリック後のフォームもLPの一部です。
- 入力項目が目的に対して多すぎない
- スマートフォンで入力しやすい
- 必須・任意が分かる
- エラー箇所が分かりやすい
- 個人情報の扱いや送信後の流れが確認できる
注意
項目数を減らすだけで成果が上がるとは限りません。商談に必要な情報とのバランスを取り、実際のデータを見ながら検証します。
6. 一度に全部変えず、仮説ごとに改善する
LP改善では、複数箇所を同時に大きく変えると、何が影響したのか分かりにくくなります。
優先度の高い仮説から、見出し、CTA、フォーム、構成などを段階的に見直し、変更前後のデータを比較します。
LPは「作って終わり」ではなく、流入データとコンバージョンデータを確認しながら改善する前提で設計すると、次に直すべき箇所を判断しやすくなります。
まとめ
LPのCVRが低いときは、まず計測が正しいか確認し、その後に流入との一致、ファーストビュー、訴求、CTA、フォームの順で原因を切り分けます。
全面的な作り直しが必要な場合もありますが、特定箇所の改善で検証できるケースもあります。デザインの好みではなく、訪問者がどこで止まっているかを基準に改善範囲を決めることが重要です。
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